20代サラリーマンは生活防衛資金いくら必要?

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投資

ども!
節約投資家のぱんだマンです。


今日は生活防衛資金について、私なりの意見を述べたいと思います。


まず結論として、生活防衛資金は必ず持っておくべきです。

最低限必要な額は、20代独身なら3ヶ月分の生活費か、50万円程度。
結婚しているなら6ヶ月分の生活費か、2人で100万円程度。
子供がいるなら1年分の生活費か、150〜200万円程度。



これは投資する・しないに関わらず、全ての人が自分の・自分たちの生活を守るために持っておくべきです。


人生はなにが起こるか予想できません。

突然の病気、怪我、倒産、減給、転勤、家族の不幸、天災など、いずれあるだろうと分かっていても皆楽観的に考えるものです。

そう言った時に全く貯金していない、もしくは有り金全てを投資しているという状況だと、すぐに手元資金を確保できません。
投資の場合は現金化が早いと言っても1〜3日程度必要ですし、貯金してない場合は言わずもがなです。

結局いざとなった時は、現金が強いんですよね。

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個人投資家にとっての生活防衛資金

個人投資家にとっての生活防衛資金とは、生活を守る最終防衛ラインの他に二つの意味があると言われています。

それは暴落時に買い増すためと、精神的なゆとりを生み出すためです。


個人的に精神的ゆとりは狼狽売りを防ぐ意味でも必要だと感じますが、暴落時の買い増しは必要ないと思っています。
精神的なゆとりはじっくりと株価が上がるのを待つことができたり、特定の銘柄への執着を無くしたり、投資する上で最も邪魔な感情を抑えることができます

不安や焦りなどの負の感情に潰されないためにも、精神的ゆとりは必要です。

しかし暴落時の買い込みは、いわば降って沸いた贅沢タイムみたいなものです。
そんなものに分析する時間や労力をかけるぐらいなら、日頃から少しでも多く投資していた方が楽だし、結果的に効率的だと考えています。


また自身のリスク許容度によっても生活防衛資金は大きく変わります。

積極的にリスクを取ってでもリターンを求めたい人、サラリーマンや公務員など安定した給与がある人

生活防衛資金は、3ヶ月分の生活費または50万円程度でいいと思います。

まだ若いし、失敗してもすぐ現状に即して変化できるのが、この年代・職業の強みです。
次の30代というステージにいく前に、その強みを最大限活かし、可能な限り多くの資産を築くべきなのです。

30代は20代よりも圧倒的にリスクが取れなくなります。
結婚だったり、子供を持ったり、重要な仕事を任されるかもしれません。

そんな時に20代と同じくらい攻められるかといったら、多くの人は『そんなことない!』と言うでしょう。

株価が大きく変動するのが苦手な人、個人事業主の人、もしくは暴落時に安く仕込みたいという人

生活防衛資金は、1〜2年程度の生活費を確保してもいいともいます。

そうすれば生活防衛資金を含めたポートフォリオは、現金比率が高くだいぶ守備力高めです。
これなら投資をしても精神的な乱れはほぼなく、安心して投資を続けることができますね。

ただし、『現金を多めに持っていれば安心』と考える人も多いですが、我々一般人は現金を多く持っているほど、ゴールまでの道のりは遠くなるということは忘れないようにしてください。

生活防衛資金多めのデメリット

最大のデメリットは、運用に回すお金が少なくなるということです。
これだけでゴールが遠のきます。

なぜなら複利の効きも弱くなるし、目標達成までの時間も長くなるからです。

毎月1万円を20年間年利5%で運用した場合、最終積立金額は4,110,337円です。
これにもう1,000円プラスするだけで、最終積立金額は4,521,370円になります。

月1000円違うだけで、40万円以上も変わります。
投資期間が長くなる20代こそ、少しでも多くの投資金額にするべきです。


また現金はインフレリスクにも晒されます。

日本は2%のインフレ目標を目指していますので、その影響をもろに受けるのは現金です。
実際2015年からは上昇基調にあります。

https://greenapple-investment.com/july2020-cpi.html

仮に2%のインフレが達成するなら、毎年2%ずつ現金が減っていくのと同じですからね。
『現金は絶対に安全で損しない』と考えるのは、間違っています


最後の問題点として、将来的には現金比率での防御力向上は非効率的ということです。

積み立て投資で資産運用しているなら、いずれその資産は時間と共に大きくなるでしょう。
資産が少ない時は10%の下落でも揺るがなかったのに、資産が大きくなれば同じ10%の下落でも数十万〜数百万の一時的な損失になることがあります。

これを現金でマイルドにするには、かなりの額の現金比率が必要になります

そしてそれだけの現金を保有するのはむしろ機会損失で、せっかくの資金を腐らせているのと同じなのです。


必要のないお金は金融市場で働かせ続けることこそ、資産拡大の最短経路であることをお忘れなく。


今回はここまでにします。

ではまた!

have a pandaful day

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