【eMaxis vs ARK III】Neo遺伝子工学とARKGを比較してみた

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ども!
節約投資家のぱんだマンです。



今回はeMAXIS Neo vs 世界最強アクティブファンドARKの第3弾で、両者の遺伝子工学について比較したいと思います。

ARKの遺伝子工学ETF:ARKGは正式名称ARK Genomic Revolution ETFです。

毎回調べるために思うんですが、ARKのETF名ってかっこいいですよね!
この名前だけで上がりそうな気がします笑


第1弾の自動運転・ロボット・ドローン対決はこちらをご覧ください。

【eMaxis vs ARK】Neo自動運転・ロボット・ドローンとARKQを比較してみた
eMaxis NeoとARKのETFって似てるけど、どうなの?運用成果や銘柄構成比べてみました。

第2弾のフィンテック対決はこちらをご覧ください。

【eMaxis vs ARK II】NeoフィンテックとARKFを比較してみた
eMAXIS NeoフィンテックとARKのARKF。投資するならどっちがいいの?構成銘柄やリターンを比較してみた。
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遺伝子工学とは?

遺伝子工学とは、ヒト、動物、植物などの遺伝子を改変することで、病気の治療や作物の品種改良などを行うバイオテクノロジーの一分野です。

また医療分野では、ヒトゲノム編集による遺伝子治療の発展が期待されています。

画期的な医療や薬、栄養価が高く回復力のある作物や家畜の生産に貢献する遺伝子工学は、微小な世界から私たちの未来を切り拓く最先端分野です。

出典:投資のインフラに“革新”をプラス。ノーロード … eMAXIS

https://emaxis.jp/lp/neo/#gene

つまり動物や植物の安定的な生産能力の向上医療分野での新たな治療法を齎す革命的な技術ってことか。

確かにこの分野も伸びそうですね。

地球上の人口は増え続け、いずれ食糧危機になると言われていますし、平均寿命も医療の進歩によってどんどん伸びています。

それに対応するには、まさにこの分野の成長が不可欠だと思います。

基本情報

https://www.cambridgenetwork.co.uk/news/wellcome-sanger-institute-at-25-genomic-revolution

まずは両者の基本的なところを比較してみましょう。

Neo 遺伝子工学ARK ARKG
設定日2018年8月6日2014年10月31日
運用会社三菱UFJ国際投信ARK INVEST
信託報酬0.792%(税抜 0.72%)0.75%
純資産額24.84億円76.7億ドル(約8081億円)
銘柄数47(2020年08月17日時点)57(2021年02月22日時点)

ARKのARKGは2014年から運用されているんですね。
これだけ早く次世代の技術に目をつけているのは流石だと思います。

純資産額に開きがあるのは致し方ないかと。
世界最強のアクティブファンドとなれば、世界中からお金が集まってきますからね。

果たして両者にどんな違いがあるのか、パフォーマンスはどちらがいいのか。
いってみましょう!

構成銘柄

まずはARKGが保有するトップ20銘柄を見てみましょう。(2021年2月22日時点)
右側はARKGの銘柄が含まれているNeo遺伝子工学の比率、本拠地です。

ARK ARKG トップ20銘柄比率Neo 遺伝子工学 有無本拠地
1TELADOC HEALTH INC8.14%アメリカ
2PACIFIC BIOSCIENCES OF CALIF5.17%アメリカ
3EXACT SCIENCES CORP4.79%アメリカ
4REGENERON PHARMACEUTICALS4.41%アメリカ
5TWIST BIOSCIENCE CORP4.25%有り 3.5%アメリカ
6ROCHE HOLDINGS LTD-SPONS ADR3.97%スイス
7VERTEX PHARMACEUTICALS INC3.72%有り 1.5%アメリカ
8NOVARTIS AG-SPONSORED ADR3.66%スイス
9CAREDX INC3.63%アメリカ
10FATE THERAPEUTICS INC3.48%有り 2.8%アメリカ
11TAKEDA PHARMACEUTIC-SP ADR3.10%日本
12IOVANCE BIOTHERAPEUTICS INC3.01%有り 1.7%アメリカ
13CRISPR THERAPEUTICS AG2.61%有り 2.4%スイス
14INVITAE CORP2.26%アメリカ
15INCYTE CORP2.18%アメリカ
16VEEVA SYSTEMS INC-CLASS A2.05%アメリカ
17CASTLE BIOSCIENCES INC2.02%アメリカ
18IONIS PHARMACEUTICALS INC1.92%有り 1.6%アメリカ
19ARCTURUS THERAPEUTICS HOLDIN1.92%アメリカ
20PERSONALIS INC1.91%アメリカ

ほぼアメリカ、そしてスイスが入っているのが特徴的ですね。
ARKFやARKQでよく入っていた中国企業は一社も入っていません

遺伝子工学は研究費が莫大にかかりますし、今までの積み重ねたデータが大事な資料になるので、まぁ当然ですかね。



次はeMAXIS Neo遺伝子工学の構成銘柄をみてみましょう。
最新の月次レポートで公表されているトップ10銘柄がこちらです。(2021年1月29日時点)

Neo フィンテック トップ10銘柄比率ARK ARKF 有無本拠地
1NANTKWEST INC3.5%アメリカ
2EDITAS MEDICINE INC3.4%有り 0.78%アメリカ
3VIR BIOTECHNOLOGY INC3.2%アメリカ
4INTELLIA THERAPEUTICS INC2.9%有り 1.18%アメリカ
5FATE THERAPEUTICS INC2.8%有り 1.48%アメリカ
6LIGAND PHARMACEUTICALS2.7%アメリカ
7KRYSTAL BIOTECH INC2.6%アメリカ
8VERICEL CORP2.6%アメリカ
9ROCKET PHARMACEUTICALS INC2.4%アメリカ
10CRISPR THERAPEUTICS AG2.4%有り 2.61%スイス

Neo遺伝子工学もアメリカメインです。
一社のみスイスが入っていますので、似たような銘柄選定だと思います。

リターン

リターンはどちらの方がいいのでしょうか。
結果はこちらです。

前回までの比較同様、それぞれの期間で一番パフォーマンスが良かったものに赤色をつけています。

騰落率1ヶ月3ヶ月1年設定来
ARKG15.27%47.71%180.50%29.85%
Neo 遺伝子工学8.0%38.6%59.0%52.4%

設定来以外はARKGが勝っています。

これはARKGの運用期間が長く、リターンが収束されたことが要因ですので、心配する必要はありません。
むしろ6年半で約30%は驚異的なリターンです。

逆にNeo遺伝子工学は、少し成長が遅い気がします。
ARKGが1年で180%上昇している同じ期間で、約60%しか上昇していないのですから。

まとめ

いかがでしたか?

調べてみて思ったのは、アメリカの中でも製薬大手や遺伝子治療の最先端を歩んでいる企業が多かったので、将来的には確実に伸びると思います。

ただバイオ株・ゲノム株はボラティリティが激しいので、相当な値動きを覚悟しないと狼狽売りするリスクがあるのでご注意を。


また以前にも言いましたが、このようなセクターETFや投資信託は長期投資には向きません
流行り廃りがあって、売り時を考えなければいけないからです。

ですので保有するつもりなら、しっかり出口戦略を考えてから手を出すことをオススメします。


個人的に保有するとしたらARKGの方ですかね。
リターンが圧倒的ですし。

ただ日本からは投資しづらいからな〜
海外口座を開くと確定申告が面倒だし、日興のは手数料がバカ高い。。。

それならQQQでええんでないの?
というのが私の答えでした。(答えてない笑)


ではまた次回!
have a pandaful day

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