ども!
節約投資家のぱんだマンです。
ついに楽天グループの改悪祭りが楽天証券まで波及しました(ノД`)
改悪されるのはハッピープログラムで、保有する投資信託の保有額によってポイントがもらえるサービスの還元率が変わります。
現在、ネット証券会社の多くは同様の投信保有ポイントサービスを行なっていますが、ネット証券2大巨頭の一角がこのような改悪を行うのは衝撃でした。

まぁ、低コストのインデックスファンドがバンバン登場して純資産額が増える中、一律でポイント付与を行なっている楽天証券は採算が合わなかったと思います。
なのでいつかは来ると思っていましたが、ついにその時が来てしまいましたね…
そこで今回は、人気インデックスファンドをSBI証券と楽天証券どちらで保有した方がいいのかを比較してみたいと思います。
それではお願いします。
改悪内容

まずは今回発表された改悪内容をおさらいしましょう。
今までは銘柄関係なく月間平均残高10万円に対して4ポイント付与されていましたが、これが8月1日から銘柄によって0〜10ポイントになります。
銘柄によって付与率が異なるのは、SBI証券やマネックス証券の投信保有サービスと同様ですね。


還元率でいうと改悪前は一律0.048%でしたが、改悪後はグループAが0.12%、グループBが0.06%、グループCが0.048%、グループDが0.036%、対象外が0%です。
グループAとグループBは以前よりもらえるポイントが増えるものの、それらはそもそも信託報酬が2%以上するぼったくり投資信託なので、多くの個人投資家にはお勧めできません。
なので基本的にはグループC以下のものがインデックス投資として適格なファンドだろうと思います。
それでは多くの個人投資家が保有する人気インデックスファンドを比べてみましょう。
人気インデックスファンド22選

独断と偏見ですが、比較する人気インデックスファンドは以下の22本です(順不同)
楽天証券の銘柄グループ毎に人気ファンドを決めています。
グループの横に書いてあるのが楽天証券での還元率、ファンド名の横に書いてあるのがSBI証券での還元率です。
グループB(還元率0.06%)
- ひふみプラス(還元率0.1%)
- FANG+2倍ブル(0.1%)
- NASDAQ100 3倍ブル(0.1%)
グループC(還元率0.048%)
- iFreeレバレッジ NASDAQ100(還元率0.1%)
- iFreeレバレッジ FANG+(0.1%)
- iFreeNEXT FANG+インデックス(0.1%)
- eMAXIS Neoシリーズ(0.1%)
- iFreeNEXT NASDAQ100インデックス(0.1%)
- 楽天・⽶国レバレッジバランス・ファンド(USA360)(0.1%)
- たわらノーロード 新興国株式(還元率0.05%)
- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス(0.05%)
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)(0.05%)
- たわらノーロード 先進国株式(0.05%)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド(0.05%)
グループD(還元率0.036%)
- eMAXIS Slim 全世界株式(除く⽇本)(還元率0.0462%)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(0.0462%)
- ニッセイ 外国株式インデックスファンド(還元率0.042%)
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス(還元率0.0401%)
- eMAXIS Slim ⽶国株式(S&P500)(還元率0.0374%)
グループ対象外(還元率0%)
- SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま(全世界株式))(還元率0.0242%)
- SBI・先進国株式インデックス・ファンド(雪だるま(先進国株式))(還元率0.0275%)
- SBI・新興国株式インデックス・ファンド(雪だるま(新興国株式))(還元率0.022%)
これ以外のファンドの還元率が知りたい場合は、こちらで確認してみてください。
楽天証券の付与率一覧はこちら
SBI証券の付与率一覧はこちら
上記のファンドはどれも個人投資家からは絶大な人気を誇っており、純資産額も右肩上がりに増えているファンドです。
ちなみに私はグループCのiFreeレバレッジ NASDAQ100、iFreeNEXT NASDAQ100インデックス、グループDのeMAXIS Slim ⽶国株式(S&P500)を毎月積立しています。


SBI証券の投信保有ポイントが全勝だけど、、、

結論から言うと、全ての投資信託でSBI証券の方がポイント付与率が高いです。
つまり保有するなら、SBI証券の方がポイントを多くもらえてお得!
と言いたいところですが、楽天証券は他の証券会社にはない強みがあります。
それは投資信託クレカ積立での1%還元と楽天グループでのポイントアッププログラム(SPU)です。
まずクレカ積立ですが、楽天証券は1%還元で月5万円まで積立できるのに対して、SBI証券は0.5%還元です。
この0.5%の差で、投信保有ポイントの差は保有額によっては全てひっくり返ります。
また楽天証券はポイントを使って投資すればSPUによって、楽天市場でのポイント付与率が変わります。
楽天市場で日常的に買い物している人やふるさと納税を行なっている人などは、SPUによって大きくポイントを稼ぐことができるので、これも考慮しなければいけません。
なので総合的に考えると、クレカ積立の範囲内は投信保有ポイントの還元率にかかわらず楽天証券。
その枠を使い切って投資するなら、SBI証券が個人的には最適解だと思います。
SBIのクレカポイントも貯まるしね!
まとめ
楽天証券のハッピープログラム改悪についてまとめてみました。
多くの個人投資家が投資しているような投資信託は、SBI証券の方が還元率が高いです。
しかし還元率以外に目を向けると楽天証券の魅力はまだまだ強く、これからも個人的には利用していきたいと思っています。
ただ今まではクレカ枠を超えても楽天証券を利用していましたが、これからは超えた分は全てSBI証券ですかね。
SBI証券でのカード積立がもうすぐ始まりますし、これをいい機会にSBI証券で主な積立を行おうかな♪
それではまた次回!
have a pandaful day
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