最近米国株投資する方が増えていると思います。
先週もITメディアビジネスでこんなニュースを見ました。
米国株、若者に人気 楽天証券では投資家が数倍以上に
特にアメリカに幅広く投資するS&P500やハイテク銘柄が多いNASDAQ100、さらに絞ったGAFAM、FAANGなどは成長率も高く、長期投資でアーリーリタイアを目指す20〜40代ぐらいの方に人気です。
そこで今回はNASDAQ100に焦点を当て、こちらのインデックスに連動した投資信託であるiFreeNEXT NASDAQ100インデックスをどこのネット証券会社で買うのが一番お得なのかを紹介したいと思います。
結論から言うとSBI証券がベストです。
『同じ商品なのに、証券会社によって変わるの?』と思われるかもしれませんが、今は多くの証券会社が保有額によってポイントプレゼントなどのサービスで顧客を獲得しようとしています。
ですので、もし『iFreeNEXT NASDAQ100インデックスを積立でも一括でも購入しよう』と考えている人は、SBI証券にするべきです。
これから各ネット証券会社のポイントサービスと、iFreeNEXT NASDAQ100インデックスを購入する場合のポイント還元率を紹介するのでご参考ください。
またこれは全ての証券会社に当てはまりますが、倒産や流出、システムエラーで売買不可などのリスク分散のためにも、2つ以上の証券会社で口座を持つことをオススメします。
SBI証券

SBI証券には投信マイレージサービスといって、投資信託の月間平均保有金額に応じてTポイントが貯まるポイントプログラムがあります。
ポイント付与率は以下の通りです。
保有する投資信託によっては、ポイント付与率の低いものもあります。
ポイント付与率(年率) | ||
月間平均保有金額 | 1,000万円未満 | 1,000万円以上 |
(A)通常銘柄 | 0.10% | 0.20% |
(B)当社指定銘柄Ⅰ | 0.05% | |
(C)当社指定銘柄Ⅱ | 0.03% | |
(D)当社指定銘柄Ⅲ | 0.02% | |
(E)当社指定銘柄Ⅳ | 0.01% |
指定銘柄はこちらから確認できます。
https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/pop6040_fundmileage.html
基本的に信託報酬が最低レベルの投資信託が指定銘柄になっています。
有名どころだと楽天・全米株式インデックスやeMAXIS Slim 米国株式です。
信託報酬が少な過ぎて、証券会社も利益が出ないレベルなんですかね・・・
iFreeNEXT NASDAQ100インデックスは幸運にも、いずれの指定銘柄にも含まれていませんので、1000万円未満の場合は保有しているだけで、保有額0.1%分のポイントを手に入れることができます。
投信マイレージで獲得したTポイントは1ポイントから投資に充てることができるので、そこも安心してください。
楽天証券

楽天証券にも楽天ポイントが貯まる、同様のポイントプログラムが2つあります。
一つはマネーブリッジを利用している方のハッピープログラムです。
もう一つはマネーブリッジを利用していない方の投資信託資産形成ポイントです。
ハッピープログラムは投資信託残高10万円ごとに毎月4ポイント貰うことができます。
還元率だと0.048%です。
SBI証券の約半分です。
投資信託資産形成ポイントは、投資信託の月々の保有額に応じてポイントを受け取ることができます。
こちらがもらえるポイントと、必要な投資信託残高です。
50万円以上~200万円未満:50ポイント (0.12%) 200万円以上~400万円未満:100ポイント (0.06%) 400万円以上~600万円未満:150ポイント (0.045%) 600万円以上~800万円未満:200ポイント (0.04%) 800万円以上~1000万円未満:300ポイント (0,045%) 1000万円以上~2000万円未満:500ポイント (0.06%) 2000万円以上:1000ポイント:1000ポイント (0.06%)
還元率で考えると、最も良くて0.12%ですが、これは50万円で50ポイントもらう場合です。
この金額を超えると最も良くて0.06%程度ですので、やはりSBI証券には負けています。
もちろん楽天証券には、楽天カードで月に5万円まで投資信託を購入することができるという、最強のサービスがあります。
実際これに勝てるサービスは、SBI証券はもちろん他の証券会社でもありません。
しかし5万円は他の投資信託を買っている、もしくはまだ資金的に余裕がある方は、楽天証券でiFreeNEXT NASDAQ100インデックスよりもSBI証券で購入した方がポイントが多く手に入れられるのでオススメです。
また楽天証券も、楽天ポイントを投資に充てることができます。
マネックス証券

マネックス証券は投信保有ポイントというポイントプログラムがあります。
こちらはSBI証券とほぼ同じで、投資信託の保有残高によって毎月マネックスポイントがもらえます。
通常銘柄とマネックス証券に指定された銘柄でポイント付与率が異なるのもSBI証券と同じです。
しかしポイント付与率は大きく違います。
通常銘柄が0.08%で、指定銘柄は0.03%〜0%です。
iFreeNEXT NASDAQ100インデックスは通常銘柄なので0.08%と楽天証券よりは高いですが、SBI証券には敵いません。
指定銘柄はこちらをご覧ください。
https://info.monex.co.jp/service/point/fund.html
またマネックスポイントは株式売買手数料や仮想通貨に充てられますが、投資信託の買い付けには使えないので注意してください。
ポイントの使い道は、株式売買手数料や仮想通貨で消費するか、dポイントやTポイント、アマゾンギフト券などに交換可能です。
ポイント交換先はこちらをご覧ください。
https://info.monex.co.jp/service/point/use/index.html
まとめ
いかがでしたか?
きっとインデックス投資をされている方は、コストに非常に敏感だと思います。
たかが0.1%でも長期で考えれば、複利効果で差がとんでもないことになることを知っているからです。
それを考慮した場合、積立額が増えるに伴って、もらえるポイントが増えるポイントプログラムは実質コストを下げてくれる非常に心強い味方です。
またiFreeNEXT NASDAQ100インデックスは楽天・全米株式インデックスやeMAXIS Slim 米国株式と比べると、実質コストが安くはないです。
ですので少しでもコストを抑えるために、ポイントプログラムを利用するのは妙手だと思います。
では今回はこれで終わります。
また次回!
have a pandaful day
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