ども!
節約投資家のぱんだマンです。
6月29日よりナスダック100に連動する投資信託が新しく増えます。
その名も「PayPay投信 NASDAQ100インデックス」。
ナスダック100をメインの投資先にしている人にとっては、新たな選択肢ができたってことで朗報ではないでしょうか?
私もメインの投資先は「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」なので、少し気になってました。
ですが私はこちらへの乗り換えはしないつもりです。
理由は、運用会社が信用できないからです。
PayPay投信 NASDAQ100インデックス特徴
- NASDAQ100指数(配当込み、円ベース)への連動を目指す
- 購入手数料無料、運用コスト最安
- 信託報酬は0.418%
- 運用会社はPayPayアセットマネジメント
- 販売会社はPayPay銀行、SBI証券、松井証券(順次拡大予定)
現状、上記3金融機関でしか購入できないので注意してください。
他ナスダック投信との比較

それでは現在販売されているナスダック100投信と比較してみましょう。
各ファンドの設定日順になっています。
()内は実質コスト
●iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
設定日:2018年8月31日
信託報酬:0.495%(0.582%)
純資産額:272億8000万円
運用会社:大和アセットマネジメント
●NZAM・ベータNASDAQ100
設定日:2020年3月12日
信託報酬:0.44%(1.671%)
純資産額:16億6900万円
運用会社:農林中金全共連アセットマネジメント
●日興インデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式)
設定日:2020年8月31日
信託報酬:0.484%
純資産額:115億8900万円
運用会社:日興アセットマネジメント
●eMAXIS NASDAQ100インデックス
設定日:2021年1月29日
信託報酬:0.44%
純資産額:103億6600億円
運用会社:三菱UFJ国際投信
●PayPay投信NASDAQ100インデックス
設定日:2021年6月29日
信託報酬:0.418%
純資産額:なし
運用会社:PayPayアセットマネジメント
こうしてみると、やはりPayPay投信NASDAQ100インデックスがコスト面で頭一つ抜け出ています。
しかし現状、実質コストが判明しているのがiFreeNEXT NASDAQ100インデックスとNZAM・ベータNASDAQ100しかないので、本当の意味で保有コストが一番安いのはどれかというと1年待たなければ決めることはできません。
実際、NZAMは目論見上は0.44%とiFreeNEXTより0.05%以上安いですが、実質コストでは逆転されています。
またNZAMのように純資産額が少なかったり実質コストが高くなってしまうと、一般的にはベンチマークからの乖離も大きくなりやすいので、高い実質コスト+指数からの乖離とダブルパンチを受けてしまうので注意が必要です。
また今回は国内ETFは除きました。
国内ETFならMAXIS ナスダック100上場投信【2631】など最安0.22%の信託報酬で保有できますが、今は投資信託をクレジットカード決済で積み立てするのが、カードのポイント還元+投信保有ポイントで最適解だからです。
クレカ枠を使い切って現金で積み立てる場合でしたら、2631の方が実質コストは安いですね。
最大の問題:運用会社PayPayアセットマネジメントが信用ならん

目論見書を見る限りコストはたしかにナスダック投信最安と言ってもいいかもしれません。
しかし運用会社PayPayアセットマネジメントってのが個人的にすごく怖いです。
調べてみると、PayPayアセットマネジメントが運用を行なっている投資商品で一番額が大きいのはPayPay投信AIプラスという商品で、運用額は159億8500万円です。

一番大きいのでたった159億円、、、
個人でみれば莫大な金額ですが、資産運用会社としてみれば鼻クソほどの額しかありません。
他のナスダック投信はNZAMを除けば、純資産総額が数千億円の商品をいくつも扱う大和アセットマネジメントや三菱UFJ国際投信、日興アセットマネジメントという日本を代表する資産運用会社なので、はっきり言って規模が違います。
大金を運用できる長い経験と指数から乖離させない確かなシステムがあります。
純資産額が増えれば乖離させないよう売買して調整することもできますが、思ったより集まらなければNZAMのような結果になりかねません。
多少の乖離ならまだしも、純資産額が増えずに償還されてしまえば終わりです。
そしてそれをやりかねない怖さがあります。
なので実績もさほどないPayPayアセットマネジメントに、今後死ぬまで運用するかもしれない大切なお金を任せることは私にはできません。
運用コストの差は痛いですが、それでも安心して任せられるiFreeやeMAXISには敵わないと私は思います。
それでもコストにこだわりたいという人はぜひ人柱になってレビューお願いします♪
ではまた次回!
have a pandaful day
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