レバナス積立28ヶ月目。信用不安に荒れる米国経済と落ち着いた株式市場

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定期経過報告

ども!
節約投資家のぱんだマンです!



今回は毎月恒例のレバナスに月3万円積立投資した結果を公開する定期報告回4月編ですが、米国経済はなんか混沌としてきましたね。

3月のシリコンバレー銀行破綻から端を発した米国の信用不安が『少し落ち着いたかな?』と思ったら、今度はそれ以上の規模を誇る「ファースト・リパブリック銀行」が破綻。

これによって鎮火しかけた信用不安の火がまた燃え始めました:(;゙゚’ω゚’):。

米ファースト・リパブリック・バンク経営破綻 リーマン後では最大|FNNプライムオンライン
経営危機に陥っていた、アメリカの中堅銀行「ファースト・リパブリック銀行」が経営破綻。アメリカのFDIC(連邦預金保険公社)は1日、ファースト・リパブリック銀行を公的管理下に置くと発表した。保有する預金や資産は、金融大手のJPモルガン・チェースが買収する。破綻規模は、日本円でおよそ29兆円で、2008年のリーマン・ショッ...


この破綻によってシリコンバレー銀行はたった1カ月で「米史上2番目の規模の銀行破綻」から3番目の規模へ格下げされ、「リーマン・ショック後で最大規模の破綻」という称号もファースト・リパブリック銀行に取られてしまいました。

まぁ、汚名なので譲れて良かったのかもしれませんがww


そんな信用不安深まる米国経済ですが、私は気にせずレバナスを買っています。

そこで今回も

  • 米国経済の近況
  • 今月も積立したレバナスの保有状況

について紹介しますので、ナスダック系に投資している人は参考にしてください。


私なりのレバナス投資方針です。

  • 積立額は毎月3万円、最もお得なSBI証券でクレカ積立(理由はこちら
  • 完全にギャンブル枠での運用(コア・サテライト戦略の一部)
  • 総資産の3.3%までは毎月購入し、3.3%を超えたら積立を中止・減ったら再開
  • 含み益がどれだけ膨らんでも売却はなし
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株式相場と投資状況


まずは主要株価指数の推移ですが、この1ヶ月はどの指数も微減。

2300億ドル近い総資産を誇った全米14位の中堅銀行が破綻したにしては、株価は落ち着いているといえるでしょうね。


その理由としては、

  • 速やかに金融当局であるFDIC(米連邦預金保険公社)が管理下に置いたこと
  • 同日にはすぐに入札を開始し、米銀最大手のJPモルガン・チェースに売却を決めたこと

これらが大きいですね。

銀行の破綻処理は遅いと信用不安が拡大し、第二第三のファースト・リパブリック銀行が出る可能性がありますから、潰すならこれぐらいのスピード感がないと絶対にダメなんですね。

そこを理解して迅速に処理したのは『さすが米国だな』って思いましたね(日本なら1ヶ月はかかってそう笑)


ちなみに破綻の原因はシリコンバレー銀行同様、預金保護の対象とならない非付保預金の割合が高かったことが挙げられます。


ファースト・リパブリック銀行は主に富裕層向けの住宅ローンの融資を積極的に行ってきたんですが、これがFRBによる急速な金利上昇によって多額の含み損を抱えることになり経営が悪化。

シリコンバレー銀行破綻後、米銀大手11行による救済措置で少し立て直したものの、4月24日に発表された決算で預金流出が依然として進行していることが判明。

そこから一気に預金を引き出す動きが加速して破綻ってのが一連の流れですね。

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現状、金融市場にはそこまで影響は出ていないのでレバナスのここ1ヶ月の動きもそこまで変動していません。

この1ヶ月のパフォーマンスは+3.23%と順調に資産は拡大しています(GW前のデータなので冒頭の主要株価指数の推移とはズレてます)


私の現在の評価額は買付金額74.5万円に対し65.6万円。

まだまだ8万円以上の含み損があることには変わりません。


為替ヘッジがなければ円安になっているので含み損が減ったかもしれませんが、ヘッジありなので円安の恩恵には与れませんね。

むしろ金利差が拡大しているせいでヘッジコストがかなり高くなってそうだし、日々引かれる実質コストやばそうです(泣)

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信用不安はまだ続く?


新たに3行目の破綻が出たこと、まだ財務に不安を抱える中堅銀行が多いこと、さらに0.25%の利上げが決定されたこと。

これらを考えると信用不安はしばらくの間続くと思います。


4日に行われたFOMC後記者会見後にも新たに以下の2行が身売りを検討していると報道がありましたし、銀行部門の信頼は一段と弱まったと認識を改めるべきでしょう。

  • パックウェスト銀行(全米53位)
  • ウェスタンアライアンス銀行(全米40位)←否定しているが…
米パックウエスト、身売りなど「選択肢模索」と関係者 地銀株急落
- 米カリフォルニア州を地盤とする銀行持ち株会社パックウエスト・バンコープが身売りや増資を含む戦略的選択肢を検討していることが関係者の話で分かった。


また今回はJPモルガンが救済した形となりましたが、本来はこの規模の大銀行が他行を買収することはできません

すでに全米の銀行預金総額の10%以上を保有している最大手の銀行がさらに強くなってしまうと、中小の銀行がビジネスをするのが難しくなり正常な市場原理が崩れてしまう懸念があるからです。

混乱を抑え込むため必要な措置だったとは思いますが、これが次の混乱の火種になるかもしれませんね。



幸いなことに一連の騒動によるレバナスへの影響は今のところそこまで見られません。

ただ今後、同様の信用不安を起こさないために金融当局は間違いなく新しい規制を設けて、特に中堅銀行の自己資本に関するチェックが厳格化していくと思います。

そうなるとテック系を筆頭とした新興企業に融資してくれる銀行が減ったり、借入コストが上がって事業拡大が遅れたりするので、長期的には借入比率が高いナスダック銘柄にはマイナスに働くでしょうね。


ですからレバナスのような商品に投資する場合はそのような展開を覚悟して、そして乗り越えられることを信じて投資しましょう。

えっ、私??

もちろん覚悟決まってるんでレバナス積立投資続けますよ!٩( ᐛ )و


ってことで今回は以上になります。

それではまた次回!

have a pandaful day

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