ども!
節約投資家のぱんだマンです。
みなさんは賃貸物件を選ぶ際、プロパンガスの物件を除外して検索、もしくは都市ガス物件限定で検索していませんか?
もしかしたらそれ、非常にもったいないかも知れませんよ?
確かにプロパンガスの場合、都市ガスよりもほぼ確実にガス代は高くなるでしょう。
場所や使用量にもよりますが、冬場では5000円以上差が開くこともあります。
これは冬場は水温が低くて温めるのに夏以上の熱量が必要になるからですが、東京都水道局によると夏場は水温が平均25度前後のところ冬場は10度前後になるそうです。
だから夏場と同じ設定温度でも、冬場はガス代は跳ね上がるんですね。
ちなみにこれは都市ガスも同様で、冬のガス代は上がりますよ。
しかし、大事なことはトータルのコストを見ること。
- 家賃5万円、都市ガス
- 家賃4万5000円 プロパンガス
他の条件が似通っている場合なら、プロパンガスの物件の方がお得ではないでしょうか?
なぜそもそも賃貸物件のプロパンガスは都市ガスより高いのか

賃貸物件の場合、プロパンガス業者は大家に色々と融通して契約を取ることが多いです。
例えば、『エアコン格安で付けますよ〜』とか『給湯器の設置』、『設備の保守サービス』ですね。
そして大家は格安もしくは無料の設備で部屋をアップグレードして借りてくれる人を探すわけです。
すると同程度の部屋でもサービスなしの都市ガス物件とサービスありのプロパンガス物件では設備の新しさが違ってきます。
これが餌となって居住者が決まるわけですが、このままではプロパンガス業者はサービス分赤字です。
そこで大家へのサービス分を、毎月のガス代として居住者から徴収するのです。
大家がガス会社を決めて契約している場合、居住者はガス会社を変更できませんからね。
これが多くのプロパンガス業者が都市ガスより高い理由です。
まあ、問いただしても『容器代とかメンテナンス費がかかるんだよ〜』とか向こうは言いますが、実際はだいたいコレです。
では、どうしたらいいのか?

『やっぱりプロパンガス物件より都市ガス物件の方がいいじゃないか!』
そう思われるかも知れませんが、違います。
考え方を変えましょう。
プロパンガス物件は、賃料が低い割に設備が新しいのが導入されている。
確かにプロパンガスの場合、ガス代は都市ガスと比べて1.5〜2倍くらいは高くなるでしょう。
ではその分家賃が低い物件を選びましょう。
プロパンガス物件なら家賃安めでも、都市ガス物件より設備が比較的新しいことが多いです。
またガス代は自分の努力で抑えることが可能です。
- 例えば、お湯の設定温度を低めにする。
- お風呂よりシャワー派にする。
- IHコンロにする。
これだけでもだいぶガス代を抑えることができます。
結論
プロパンガス物件を毛嫌いせず、都市ガス物件とよく比較して決めよう!
最初から除外なんて、もったいないかもよ?ってことです。
いい部屋を見つけるためには、できるだけ条件を緩めてから絞っていくのが効率いいです。
自分が最も気にする条件2〜3個ぐらいから、検索してみましょう。
また入居を決める前に、そのアパートと契約しているプロパンガス業者に値段を確認した方がいいです。
そうすると入居前に、実際どれぐらい高くなるかシミュレーションできるので、光熱費含めたトータルで比較してみましょう。
ではまた次回!!
have a pandaful day
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