ポイントは貯めるな！即使え！ポイントの機会損失について

ども！
節約投資家のぱんだマンです。



今回はみんな大好き「ポイント」について語りたいと思います。

最近は「ポイ活」という言葉も広まり、多くの人がさまざまなポイントを集めています。

• Tポイント
• dポイント
• 楽天ポイント
• Ponta
• JREポイント
• 永久不滅ポイント
• 各種マイル
  etc…..

ですが皆さん、今いくら分のポイントをお持ちか把握していますか？

私もポイ活が大好きな人間なので色んなポイントを持っていますが、保有ポイントは全て合わせても2千円程度ぐらいです。



多分そこまでポイントを貯めていない方にとって2千円分は多いかもしれませんが、ポイントサイトやクレジットカード、各種キャッシュレス決済アプリを使いこなしている方にとっては『それしかないの？』ってレベルで少ないと思います。

私は基本的にポイントは付与されたらすぐ使うようにしているからなのですが、その理由を今回ご紹介できたらと思います。


「ポイントを大量に貯める＝損している」可能性もありますので、ポイントを貯めるのが趣味の人はぜひ参考にして下さい。

ポイントのデメリット

まず現在、広く普及しているポイントに関しては「ほぼ現金と等価」であることは皆さんご承知だと思います。

ポイントで買い物はできますし、エステや受けたり書道を習うことだってできます。

ポイントだから現金価格の2倍必要なんてことないですし、ポイント支払いと現金支払いで待遇が変わるなんてこともありません。


ただ、現金とほぼ同じということは現金とほぼ同じデメリットがあるということです。

それは非リスク資産であるがゆえ、資産が増えにくいという点とインフレに弱いという点。

またこれに加えてポイント独自のデメリットとして、ポイント制度の改悪やポイントの廃止リスクがあります。


正直、個人的にこれらデメリット（もしくはリスク）を抱えてまでポイントを貯める気にはならないのですが、個人投資家としてもう１点気になることがあります。

ポイントでさえ機会損失になるのでは？

もう一つの気になる点、それが機会損失についてです。

このブログを読んでいる方の多くは個人投資家でもあると思いますので、投資しないリスクについては理解していると思います。


そんな方に伺いますが、現金とほぼ同質でほとんど利息がつかないポイントをチビチビ貯めて意味はあるのでしょうか？

デメリットは先ほど説明したように現金以上にあります。


それなら少しでも早くポイントを消化して現金を温存し、温存した現金でリスク資産を購入した方がいいのではないでしょうか？（もしくはポイントを投資額に充当する）

例えば、月に1000ポイント獲得できる人が毎月ポイント分を投資に回せば、20年後には投資元本24万円が46万円にもなります（年平均リターン6%）

しかしこの期間、ただ増えるポイント数を見てニヤニヤするだけでは24万ポイントからそう変わらないでしょう。


我々一般投資家の入金力は多少の個人差はあれどそこまで高くありません。

ならば現金とほぼ同価値のポイントすらキャッシュポジションの一部と考えて効率的に使うことを考えた方がいいのではないでしょうか？

効果は微々たるものですが、それでも長期で考えれば一定の結果には結びつくと上記のシミュレーションを見て思いました。

結論：ポイントは即使おう

以上のことから、私はポイントの積極利用をオススメいたします。

理想を言えば獲得してすぐ投資に回せるシステムを利用すべきです。

例えば、

• 毎月獲得できるポイント数がだいたい分かっているのなら、毎月の積立設定にポイント利用分を加える
• 獲得ポイントを全て自動積立できるようなクレジットカード（MATSUI SECURITIES CARD）を利用する
• ポイントではなく利用料金の1%が自動割引されるクレジットカード（P-oneカード）を利用する
• ポイントがとにかく利用しやすいサービス（楽天、ヤフー系等）を利用する

など、とにかく投資にお金もしくはポイントを回しやすいようにするべきです。


逆にどんなに高還元なサービスでもポイントを利用するのに手間と時間がかかるものは避けた方がいいと思います。

”ポイントが即利用できる＝年平均リターンが日割りでプラスされる”と考えて、多少還元率が悪くなっても利用のしやすさを考えましょう！



今回は以上です！

それではまた次回。

have a pandaful day