ども!
節約投資家のぱんだマンです。
突然ですが悲報です。
非常に残念なことですが、5月からほぼ全ての家庭の電気代・ガス代が高騰することが決まってしまいました。
というのも、
- 電気料金の一部として上乗せされている再エネ賦課金の単価が4月使用分から大幅アップ
- 昨年1月から続いていた電気・ガス料金の負担軽減措置が5月使用分で終了
ってことが決定したからです。
どちらもこれまで電気代・ガス代の高騰を抑えてくれていた立役者だっただけに、これらの恩恵がなくなるのは本当痛いですね。
具体的に『いくら高くなるの?』ってことは各家庭によって異なりますが、それぞれどれだけの値上げが予想されているのかも合わせて紹介しますのでご参考になると思います。
まず再エネ賦課金についてですが、これは太陽光や風力といった再生可能エネルギーの普及のため電気料金に上乗せされているもので、日本国内で電気を使う人全てが負担しています(太陽光発電などの再エネ利用分を除く)
その単価は毎年3月に経済産業省より発表され、4月利用分から電気使用量に比例して徴収されます。
気になる2024年度の単価は1キロワット時あたり3.49円と、23年度の1.4円と比べると2.5倍増。
これは月400キロワット時を使う標準家庭で言えば月836円の負担増、年間だと1万円超の負担増になりますから、どの家庭でも少なくない影響が出ると思われます。
ちなみに、「自分の家庭がどれくらい値上げされるか」をより正確に知りたい場合は、電気代の利用明細をご確認いただき「自身のご使用量✖️3.49円」で簡単に計算できます。
例えば、私の3月使用量は31日時点で230kWhでしたので、再エネ賦課金は230kWh✖️1.4円=415円。
4月使用分からは単価が3.49円になるので、同程度の電気を使えば230kWh✖️3.49円=802円。
差し引き約400円程度の値上げがあるということが予測できます。
続いて電気・ガス補助金終了についてですが、これは高騰する燃料価格から国民生活・事業活動を守るための施策で昨年1月より実施されていました。
しかし直近の燃料価格が価格高騰以前と同水準にまで低下してきたことを踏まえ、政府は5月使用分(6月請求分)をもって終了することを決定。
電気は1キロワット時あたり3.5円、ガスは1立方メートルあたり15円の補助金が出ていたことから、6月以降多くの家庭で電気代・ガス代が大きく上がることが懸念されます(5月使用分のみ補助金は半額)
具体的な値上げ額ですが、標準家庭で言えば電気代で月1400円、ガス代で月450円の負担増となります(電気は月400キロワット時、ガスが月30立方メートル使用)
年間で言えば合計22,000円ほどの負担増となりますからからかなりキツイですよね。
加えて前述の再エネ賦課金もこれに加わるわけですから、一般的な家庭だと年間32,000円程度、
- 寒冷地にお住みの方
- オール電化の方
- 家族が多い方
など電気使用量が多めの家庭は年間4〜5万円ほどの負担増もあり得ると思います。
ただ政府の話では「市況によっては再びこの措置を導入する」との話もあるので、もしかしたら再開があるかもしれません。
まぁ、ガソリン税のトリガー条項を発動しない点から見てもおそらく二度と再開はしないと思いますが…泣
このように4月以降、電気代とガス代の実質値上げが待ち構えていますから、今まで以上に節電・節ガスが大事になってきます。
あまりやりすぎるとQOLが下がってしまいますが、個人的には
- アンペア数を下げる
- LED電球に変える
- 電力会社とガスをセットで新電力に変える(高くなる場合もあるので注意)
- エアコンの掃除をまめにする
- サーキュレーターを併用する
- 給湯温度を下げる
- シャワーで済ませる
- シャワーヘッドを節水タイプのものに交換する
これぐらいはやっても良いと思いますね。
物価も上がって厳しい状況ではありますが、ここが節約家の腕の見せ所だと思って頑張っていきましょう!
それでは今回は以上です。
また次回!
have a pandaful day
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