パフォーマンスの悪いアクティブ投信の8割は大手製?良い投資商品とは?

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ども!
節約投資家のぱんだマンです。



先日、日本経済新聞より面白い記事が発表されました。

不振のアクティブ投資信託、8割が大手の商品 金融庁が監視 - 日本経済新聞
金融庁は資産運用会社が組成する投資商品の管理体制を厳しく監督する。国内の個別株を選別して組み入れるアクティブ型投資信託の調査で、株価指数などに連動させて運用するパッシブ型のリターンを明らかに下回る商品の8割が、大手金融機関系列の商品と判明した。運用成績に応じて決めるべき信託報酬も他社との横並び意識が目立った。投資家の保...


この記事によると、株価指数などに連動させて運用するパッシブ型投資信託のリターンを明らかに下回るアクティブ型投資信託の8割が、なんと大手金融機関系列の商品とのことです。

しかもそんなアクティブ投信の中には、

  • パフォーマンスを考慮せず、他社との横並び意識で信託報酬を決めていた
  • コスト控除後の指標を社内で共有せず、成果の検証もしていなかった
  • 比較対象とならない指標と比べて、パッシブ型を上回る利益が出ていると誤認していた

こんな呆れるようなケースもあったそうです。


このような投資商品に有り難がって投資している情弱ほど喰い物にされている良い例であり、「投資は大手だから安心」というわけではない証拠ですね。



そしてそもそも、4年以上運用されてるアクティブ投信444本のうちパッシブ投信を上回ったのは僅か35本

いかにインデックスファンドなどのパッシブ運用が長期で強いか、改めて理解することができたと思います。

個人的にはこういう話がもっと広がっていって、多くの個人投資家がぼったくりアクティブ投信に引っかからないようになればと思います。


そこで今回は、投資初心者の人が参考になる『良い投資商品について』私なりに考えてみました。

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投資適格な商品と探し方


良い投資商品とは、ノーロード(販売手数料無料)のインデクックスファンドを筆頭に、金融機関が積極的に宣伝・紹介してくれない商品がほとんどです。

そのような商品の多くは薄利多売が販売戦略ですから、販売店側の取り分は本当に少なく、宣伝・紹介する人員をかけるほど採算が合わなくなります。

ですから私たちは、銀行や証券会社でアドバイスされたものを購入するのではなく、自分の投資目的に合う商品を自分で探して購入しなければいけません



では、どう探してどう選ぶか?

個人的には、金融庁が厳選したファンドしか投資できない「つみたてNISA」銘柄から選ぶのが、最も手っ取り早く・安心だと思います。

一部アクティブ投信はあるものの良質なものしかありませんから、つみたてNISAをやらなくても参考にできます。

つみたてNISAの対象商品 : 金融庁
つみたてNISAのしくみや投資について基本から解説します。「つみたてNISA」の対象商品について説明します。


あとは人気の書籍や初心者にも分かりやすく説明しているYoutube動画でも良いと思います。

もし自分で一から探すとしても

  • 販売手数料が無料
  • 信託報酬0.5%以下
  • 信託財産留保額なし
  • 毎月分配型ではない
  • 信託期間は無期限

これらを満たしていれば、そこまで悪いものではないかなって思います(探すのが超絶面倒な人は、素直にeMAXIS SlimシリーズにしとけばOK)



金融機関も営利企業ですから、当然利益を求めます。

だからこそ自社傘下の会社が作った投資信託や販売店側の取り分が大きい高コストなアクティブ投信を積極的に販売する訳です。

ですが、それら投資商品は必ずしも私たち投資家の利益になる訳ではないことは必ず理解しておかないと「いつまで経ってもお金が増えない」ってことになりかねないので注意してください。


今後金融庁の監視が強化されるらしいですが、どこまで是正されるかは未知数ですし、それでも騙される人は騙されるでしょう。

個人的には顧客の利益を重視しない悪質なファンドはしっかり監視してもらって、アクティブ投信が危険とか言われる風潮をなくしてほしいですね。

中には「ひふみ投信」などの優良なアクティブ投信もある訳ですから。


ですが結局最後のところは私たち投資家次第ですから、お金を増やす過程においても「お金を守る力」を常に磨いていかなければいけないってことだと思います。



今回は以上です。

それではまた次回!


have a pandaful day

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