退職1年目の元自衛官が初の予備自衛官講習を受けてみた(1日間訓練)

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自衛隊の話

どうも!
自衛官を辞めると冬がいい季節だと感じるぱんだマンです。


今日は予備自衛官の話をしようと思います。
というのも私、退職時に予備自衛官になることを決めました。

理由はただ一つ。
お金が欲しかったから!

予備自衛官になると月額4000円(厳密には2、5、8、11月に3ヶ月分)支給され、また訓練に参加すると1日あたり8100円がもらえます。
そして自衛隊を1年以上続けた自衛官から予備自衛官になると、1年目は訓練なしで指定された地方協力本部で1日講習を受ければオッケーです。(この講習も訓練扱いで8100円支給されます)


つまり自衛隊を辞めて最初の1年は、1日講習に出るだけで4000円✖️12ヶ月➕8100円=56100円支給されます。

すごいお得じゃないですか?
ちなみに往復の交通費➕昼食(レーション)も支給されます。

2年目からは年に5日間の訓練を受けなければいけませんが、これは各自が決めればいいと思います。
日頃の運動不足を解消したい人や射撃訓練をしたい人、自衛隊の訓練が好きな人は継続すればいいと思うし、もう自衛隊とは縁を切りたいという人や新しい仕事が忙しくなる方は1年で辞めたらいいと思います。

特に1年目はお得なので辞める予定の全自衛官にオススメできる制度だと思います。
ただし予備自衛官は3年1任期の制度なので、1年目で辞めるには退職届を提出しないといけません。

私は自衛隊を辞める時から、予備自衛官は1年で辞めると決めていたので、予定通り辞めるつもりです。
辞める手順も私が実際に辞めた時にこのブログで紹介しますので、是非ご参考ください。


1日間訓練に関してですが、まず1日間訓練に関する書類が7〜9月頃に郵送で届きます。
そこには訓練内容の案内、提出書類の知らせ、希望日のお伺い等が入っていますので、その手紙の案内に沿って進めば問題ありません。

希望日は基本的には9〜12月の金土日のいずれかが多いと思います。(地方協力本部による)
もしどれも仕事の都合などで空いてなければ、電話すれば希望を聞いてくれます。

希望参加日を記入して必要書類と共に返送すると、”訓練招集命令書”とその案内がそのうち送られてきます。
訓練当日は、必ずそれを持参して指定された地方協力本部に向かえばオーケーです。


1日間訓練(講習)の内容ですが

  1. 申告
  2. 予備自衛官・即応予備自衛官制度の紹介DVDの視聴
  3. 具体的な予備自衛官・即応予備自衛官制度の説明
  4. 来年度参加の訓練スケジュールの決め方の説明
  5. 必要書類の記入・提出
  6. アンケートの記入・提出
  7. 終了


内容は地方協力本部によって多少変わりますが、はっきり言って1日も掛からず終わります。笑
私の場合は8時45分〜11時45分ほどでした。
これでも1日分のお金が支給されますので安心してください。

内容も特に難しいことなんてなく、こんな制度がありますよ〜、お金ももらえますよ〜、仕事とのスケジュールも調整しますよ〜、こんな感じなのでなんも心配いりません。

ちなみに1日間訓練を参加するまでは、お金は一切もらえません
私も最初は5月からもらえると思っていたのですが、書類などの手続き、承諾書の記入など、この1日間訓練で済ませるので、これが終わらないと手当ては保留です。

では『11月や12月に1日訓練を受ける人は、5月、8月、10月分の手当てがなくなるのか?』といえば、なくなりません!
あくまで振り込まれないだけで、1日訓練に参加すれば次の支給月に今までの分がまとめて振り込まれます。(確認済み)

もし予備自衛官よりもっと役に立ちたい、お金が稼ぎたいという人は、即応予備自衛官の道にいくのもアリだと思います。
年間の訓練日数は30日と長いですが、もらえる手当ても大きいので希望者は参加した時に聞いてみてはいかかでしょうか。

私は個人的にもう訓練には参加したくありませんし、汚い部屋、ベッド、プライバシーなしの環境には耐えられそうにないので、2月の手当てをいただき次第辞めるつもりです。
ですがそれまでは、予備自衛官として有事に備えますよ。

これから自衛隊を辞めようと考えている方は、是非予備自衛官のこと考えてみてください!
転職1年目はなにかと出費も多くお金が貯まりません
また1年目は1日だけなので、仕事への影響もほぼないでしょう。
それを考えたら1年目だけでも予備自衛官をするのも、悪くない選択だと思います。

この情報が役に立てば嬉しいです。

ではまた次回!
have a pandaful day

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