つみたてNISAの出口戦略は、満期が来た1年分ずつ全売却して再積立!

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ども!
節約投資家のぱんだマンです。



今回はつみたてNISA出口戦略の続きです。
前回の記事を読んでない方はこちらから。


前回はつみたてNISA出口戦略で最も推奨されている”必要な額以外は、課税口座でそのまま運用”の弱点を紹介しました。

今回はその弱点を踏まえた上で、私なりのつみたてNISA出口戦略を紹介したいと思います。


では結論から。
満期が来た1年分ずつ全売却して再積立。
売却価格を12分割した額を特定口座にて再投資します。


これが私の出口戦略です。

必要な金額があれば、それを引いても構いません。
残った金額を12分割して再投資です。

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私が目指す出口戦略

前回説明したように、売らずにそのまま特定口座で運用を続けるということは、ドルコスト平均法を無視した一括投資と同じだと思います。

私はつみたてNISAでしたようなドルコスト平均法を使って、平均取得単価を下げ、高値掴みのリスクを減らし、平均点を狙っていければ十分だと思っています。


ですのでその年満期を迎える分を全て売却します。
そして売却したお金から現金で必要な分は手元に残し、必要でない分は12等分して再投資します。

12等分することで、12ヶ月に分けて再投資することができます。
13ヶ月以上かけてしまうと、翌年満期を迎える分と被るので避けます。

これにより高値掴みリスクを減らし、1年ではあるもののドルコスト平均法で平均取得単価の逓減を狙います。

『長期で見たら1ヶ月でも1年でも変わらない』と思われる方もいるかも知れませんが、それでも高値掴みすると心の平穏が乱れるので、やらないよりはやった方がいいと思います。


具体的なやり方ですが、説明が難しいので私の楽天証券のつみたてNISA口座を見せますね。

このようにつみたてNISAは、その年毎に分かれているので、満期が来る年の評価額(オレンジの部分)を売却すればいいと思います。

これはプラスだろうがマイナスだろうが、運用成果にかかわらず全ての損益を確定させます。


ちなみにつみたてNISAは買い付け年月日が古い方から売却されるので、利益が乗っている年から売却みたいなことはできません。

あとは現金が必要なら手元に残し、残りはその金額を12ヶ月で割って再積立するだけです。

手元に11ヶ月分の現金を置いておく分機会損失はありますけど、そこは高値を掴まされるよりマシと考えますね。

満期の際に、暴落が来たら?

こちらはセゾン投信の一般NISAの出口に関する図です。
満期時の暴落は、つみたてNISAにも共通している問題なので紹介します。

https://www.saison-am.co.jp/support/nisa/attention.html

左側の購入価格というのが、つみたてNISAにおける平均取得単価です。
そして星の部分が現在の基準価格で、そこでちょうど満期が来るとします。

最悪のタイミングですね〜笑

20年という歳月をかけて長期投資しているので、多少の暴落では上記のように”基準価格が平均取得単価より低い”なんてことはないと思います。

しかしあったとすると、この場合は売ろうが売らまいが結果は同じです。


全額売却すれば損失は確定しますし、満期がくれば自動でその時の時価で移管されるからです。
どちらにせよ損失は確定します

損失を避けたいならば、満期まで待たずに評価額がプラスのうちに売却するしかありません。(基準価格が上がれば、更なる利益を逃したことになるが)

個人的には残り1年以内なら、高いうちに売却はアリですね!

ポジティブに捉えたいなら、他の年の投資信託が暴落中に安く買い込めていると考えましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?
あくまで私の推察であり、間違っているかも知れません。
その場合は教えてください!お願いします!

もし合っていたとしたら、これが皆さんにも最適解になると思います。

同じコツコツ長期投資に勤しむ者同士、これからも頑張っていきましょう!


ではまた次回!
have a pandaful day

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コメント

  1. プレーン より:

    分割投資とは、株価の上値と底値は分からないという前提のもと、一括投資で得られる期待リターンの一部を捨てて心の平穏を得る、という考え方です。
    そうなると、入口である購入時には分割購入、出口である売却時には一括売却というのは整合性が取れません。
    分割売却に際しては、株価は現金とは違い日々変動するので、1月は評価額の1/12、2月は評価額の1/11…と売却していくことで疑似的にドルコスト平均法を適用する必要があります。

    この記事でいう”最適解”は正しくは
    『満期が来る1年前から、n月に評価額の1/13-nを売却し、全て売却後に売却額の合計を1年かけて12分割で購入する』
    となります。
    ただし、こういった複雑な介入はヒューマンエラーを引き起こしやすく、一般的な”最適解”とされている
    『売却せずに課税口座で運用する』
    という単純明快な方法と比べると万人にオススメできる方法とは言い難いように思います。
     
    また、NISA口座と課税口座で同じ商品を購入していた場合、満期が来たらその2つは融合して平均取得単価が再計算されます。つみたてNISA自体が比較的少額の投資であることも踏まえると、高値掴みのリスクもそこまで大きくはないと考えます。

    • ぱんだマン より:

      確かに万人にオススメできる方法ではありませんね。
      ただ課税口座に移管された段階でその時点の時価が取得価格になる=売却して再購入した場合と全く同じになります。
      年平均5%で満期までなら103万円ほどになりますから、この金額の一括取得は個人的に「どうなんだろう」って感じますね。

      それに「課税口座で同じ商品を購入していた場合、満期が来たらその2つは融合して平均取得単価が再計算されます」とありますが、これは完全なデメリットです。
      移管前に売却してしまえば全額非課税であるのに対し、移管後だと合算されてしまうので課税されてしまいます(課税口座の保有商品が含み益の場合)

      • プレーン より:

        私は160万円(年利7.2%)程度なら一括購入も問題ないと考えているので、この辺りは個々のリスク許容度によって左右されそうな部分です。

        私は上述の通り一括購入には躊躇が無いので平均取得単価の合算をデメリットとして捉えていませんでしたが、購入タイミングをコントロールしたい、もしくは、売却後に(同商品への)再投資以外の使い道を考えている人にとっては明確にデメリットになりますね。
        一応の対策としては、課税口座で同じ商品を買わなければ合算はされませんが、つみたてNISA対象商品自体が基本的に優良投資信託なので本末転倒です。満期前に売却する方がよいでしょう。

        個人的に「つみたてNISAの出口戦略」という話題で最も疑問に感じるのは、それが現実的に可能なのか?という事です。
        つみたてNISAが満期を迎えるのは、若い投資家であるぱんだマン様でさえ(恐らく)46〜66才となります。その時に現在と同程度の情熱を持って投資をしているのかどうか、また、その時までこの戦略を覚えていて、正確に実行できるのかを考えた時に、私自身はそれを明確に肯定できなかった為、つみたてNISAに関しては出口戦略を考えないという結論に達しました。

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