ども!
節約投資家のぱんだマンです。
「インデックス投資をやり始めた人」または「これから始めようと考えている人」で、『どのファンドに投資しようかな〜』ってずーっと考えていませんか?
やれ、
- コストが最も低い「SBI・V・S&P500インデックス」がいい
- 巷で人気かつ純資産総額が最も大きい「eMAXIS Slim 米国株式」がいい
- 米国の4000社以上に分散投資できる「SBI・V・全米株式インデックス」がいい
と色々言われて実際に多くのインデックス投資家が議論していますから、皆さんの中にも最良の一本を見つけようと躍起になっている人がいると思います。
私も凝り性なので気持ちはめっちゃ分かります!
でも現実として、そんな難しく考える時間があるならさっさと投資を始めたほうが良いです。
もちろん粗悪なファンドに投資するのはよくありませんが、上記のような90点以上のインデックスファンドなら正直どれも変わりません。
微妙な違いこそあるものの、インデックス投資において最も重要なことは『いくら入金できてどれくらい継続するか』ってことです。
なので今回は、インデックス投資の肝である『入金力と継続力』についてまとめようと思います。
インデックス投資は入金力と継続力ゲーム

まず最初に言いたいことは、インデックス投資は『めちゃめちゃ儲かる投資法ではない』ってことです。
株式100%のインデックスファンドでも良くて年平均5〜8%、低迷期は長期でも3%程度なこともあります。
これは最もリターンに優れた株式というアセットであっても、市場の大きな流れというものには逆らえませんし、分散が効いている分リターンが収束してしまうということがあります。

そんな投資法ですから、インデックス投資で資産を築くには
- いくら投資するのか
- どれくらい投資を続けるのか
この2点が資産を膨らませる上での最重要ポイントです!
逆に誤解を恐れずに言えば、『インデックス投資の中でもリターンが比較的高い最強指数S&P500だから』というのは大した違いではないので気にすべきではありません!
投資対象がいかなる株式インデックスであれ、「投資金額(入金力)と運用年数(継続力)で資産運用の8割が決まる」と思っていいぐらいです。
これは我々一般人にはある意味受け入れ難いですよね。
特に投資金額については、収入が低い人(貧乏人)ほど限界がありますから。
例えば、毎月1万円、5万円、10万円を20年運用したケースを想定します(期待リターン5%)
このケースでの20年後の資産は、当たり前ですが投資金額が高い人ほど資産の絶対額はデカくなります。
- 毎月1万円・・・411万円(元本240万円、運用益171万円)
- 毎月5万円・・・2055万円(元本1200万円、運用益855万円)
- 毎月10万円・・・4110万円(元本2400万円、運用益1710万円)

身も蓋もない話になりますが、これがインデックス投資です。
ですが、もう一つの重要項目【運用年数(継続力)】。
これについては一般人でも金持ちと同じ土俵に立つことができます。
投資は雪だるま式に増えていきますから、雪の量(入金力)と同じくらい雪玉を転がし続ける距離(継続力)も大事です。

これこそが、入金力が限られた一般人ができる最強のお金の増やし方です。
もちろん入金力を上げる努力はする必要がありますが、それと同じくらい継続力を高めて投資することが個人投資家にとって最適解だと思います。
一般人ができる入金力と継続力を高める方法

では、どうすれば一般人でも入金力を上げて、継続力も高められるのか?
まず個人として入金力を高める方法は以下の通り(とっつきやすい順に表記)
- 節約して余剰資金を残す
- 副業して余剰資金を生み出す
- 転職・昇給・独立して収入自体を上げる
個人的には一つ目は全員が当然として、二つ目もしくは三つ目の達成しやすいほうをやってほしいです。
人によって状況が違うので一概に言えませんが、どちらも月2〜3万円上がるだけでもかなり変わります。
それから他人の力を借りるというやり方もあります。
- 結婚して2馬力で稼ぐ
- 親や祖父母から生前贈与してもらう
- 国や市町村の制度を使ってお金をもらう
自分一人では難しいものもありますが、できれば大きく入金力を上げることができます。
継続力を高める方法としては、これらの方法があります。
- リスク許容度に合った投資を行う
- 生活防衛資金を十分に確保して精神的安寧を取る
- 収入を安定させる
- 収入が増えても固定費を上げない
- 資産が増えても浮かれない
- 投資していることを忘れる
こちらは最初から全て完璧に行うことは難しいかもしれませんが、投資年数が長くなるたびに少しずつ身についていきます。
特に最後のなんて賢者の域ですが、できればもう勝ち確ですよ!ww
インデックスファンド選びに無駄な時間を費やさず、これら手段を用いて入金力と継続力を高める。
これこそが、インデックス投資における肝というわけです。
共に頑張っていきましょう!
それではまた次回。
have a pandaful day
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