後払いサービスという名の新たな搾取システムが貧乏人を量産中

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節約

ども!
節約投資家のぱんだマンです。


最近、オンラインサービスを中心に後払いサービスが流行っています。

ZOZOタウンの「ツケ払い」、メルカリの「メルペイスマート払い」、Paidyの「翌月払い」、Kyashの「イマすぐ入金」、ヤフーショッピングの「ゆっくり払い」など、皆さんも一つは聞いたことあるんじゃないですか?


支払いを数ヶ月後に遅らせたり、自分の代わりに入金してくれたり至れり尽くせりなサービスですが、そこにはもちろん落とし穴があります

そして何も考えずに『便利だから』『今月はちょっと厳しいから』と使ってしまったら、最悪取り返しのつかないケースになりかねません。

このブログを読む人はお金を貯めたい・殖やしたいと考えている人が多いと思うので、今回はなぜ「後払いサービス」ダメなのか解説したいと思います。

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手数料が高過ぎて話にならん

まずこのような後払いサービスに総じて言えることは、手数料が高すぎるということです。

中にはキャンペーンをうまく利用すれば手数料以上に稼げることがあったり、期間内に返済すれば手数料がかからないものもありますが、利用者の多くはきっとそこまで使いこなせないでしょう。


例えばZOZOタウンの「ツケ払い」は、支払いを2ヶ月遅らせることができますが324円の手数料がかかります。

メルカリの「メルペイスマート払い」は、売上金残高や事前にチャージしたお金等で支払えば問題ありませんが、定額払いを利用した場合は年率15%もの手数料がかかります。

Paidyの「翌月払い」も同様で、分割払いにした場合は100円あたり2.51〜24.80円の手数料がかかります。

Kyashの「イマすぐ入金」は、入金金額によって500〜1800円の手数料がかかります。

ヤフーショッピングの「ゆっくり払い」は、ZOZOタウンのツケ払いと同じく2ヶ月遅らせて250円の手数料がかかります。


このようにどんなサービスも手数料が必要で、継続的に利用していては金額がバカになりません。
『年率15%は危ないかもだけど、そんな高い買い物しないし』とか『たかが数百円の手数料でしょ』と思う方は、本当危ないです。

もともと手元にお金がないからこのようなサービスを利用しているのに、わずか数ヶ月後に支払わなければいけない金額を少額でも上げているんですから。

お金を貯めたい・増やしたいなら、絶対利用してはいけません。

お金持ちは必要のないお金は一円も払わない

まず営利目的の企業のサービスである限り、どんなサービスでもそこには対価が存在します

例え無料であっても購買データを収集するためであったり、自社サービスを知ってもらうためのキャンペーン期間かもしれません。
だからどんな便利なサービスでも、これはなにを目的としたサービスなのかを常に考えましょう。

お金持ちはそこを理解しているため、必要のない費用は一円でも払いません。
逆に貧乏人はそれを理解していないから、チマチマとお金を払って一向に貯めることができないんです。


また期限の利益と手数料を交換するものを、金融用語では「貸付け」といいます。
いわゆる「ローン」ですね。

短期間だから良い、少額だから大丈夫というのはこれには関係ありません。

支払いが滞れば与信情報に傷がつく可能性もあります。
どうしても利用したい場合は、そのリスクもしっかり考慮しましょう。

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マネーリテラシーのない情報弱者が狙われているぞ

そもそも論ですが、欲しいものを借金して買うのは間違っています
ましてや数万円レベルのものを自分のお金以外で買っていたら、そりゃ破綻しますよ。


最近の傾向として借金がカジュアルにできる時代になっています。

名前もリボ払いだけでなく、「ミニマムペイメント」や毎月「定額払い」「ツケ」などという柔らかい表現がされていて、できるだけ「借金感」がないようなサービスが多いです。

この狙いはお金はないけど母数が多い情報弱者から、小額ずつでも巻き上げればそれなりの収益になるからです。
まさにマネーリテラシーの低い人を狙い打ちしているサービスです。


そしてこのような小さなローン・借金が膨れて首が回らなくなれば、更に高利なカードローンリボ払い、果てはサラ金に手を出しかねません。
そうなったらもう取り返しがつきませんよ。

だからこそ最初から手を出すべきではありません。
欲しいものは自分のお金で、ないなら貯めてから購入しましょう。

それでも今すぐどうしても欲しいなら、、、

『危険なことぐらい分かっている。それでもどうしても欲しいんだ!』と言うなら、私はクレジットカードで支払うことを勧めます。

クレジットカードなら通常2回払いまで金利がかかりませんから、次回の支払い金額を半分にできます。
また1回払いでもゾゾタウンの「ツケ払い」、ヤフーショッピングの「ゆっくり払い」のように、ほぼ2ヶ月後に支払うことも可能です。

例えば毎月15日締め、翌月10日払いのカードの場合、締日翌日の16日に購入すれば引き落とされる日は翌々月の10日です。

締め日後に利用することで、支払いがほぼ2ヶ月後になりました。
これを2回払いにすれば、払い切るまでに3ヶ月にすることも可能です。

このようにクレジットカードをうまく利用すれば支払いを遅らせることもできますし、ポイントもつくので後払いサービスを利用するよりはいいと思います。

ただクレジットカードも魔法のカードではないので、自分が払いきれなくなるまで利用するのはやめましょう。

まとめ

お金がないなら我慢しろ!
これが結論です。

後払いサービスを利用しなきゃ買えないって人は、まずはお金の知識を身につけてください
じゃないといつか絶対お金に困ることになります。

お金を貯めたい・殖やしたいって人も利用する意味はありません。
キャンペーン時以外では、利用者側にメリットはありませんから。


リボ払いが誕生した時みたいに、多くの人が不幸な状況にならないことを祈ります。


それではまた次回!

have a pandaful day

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