ども!
節約投資家のぱんだマンです。
今回は賃貸物件における火災保険(家財保険)で、割と人気のチューリッヒ「ミニケア賃貸保険」について話そうと思います。
賃貸物件にお住みの方、火災保険は自分で選んでいますか?
ほとんどの場合、仲介業者に指定された火災保険でなくとも自分で決めた火災保険で大丈夫ですよ。
借家人賠償責任の支払い限度額などの指定はあると思いますが、超えていればオーケーの場合が多いです。
例えば1000万円以上とかね。
自分で決めた火災保険にするだけで、仲介業者に提示された保険料よりかなり安くなるので、まだやってない人はもう住んでいてもやるべきですよ!
私は昨年、一人暮らしを始めるにあたって色々検討して契約したのがタイトルにもあるチューリッヒの「ミニケア賃貸保険」だったんですが、正直失敗したな〜と思いました。
なので今回はその失敗談を皆さんに共有できれば嬉しいです。
同じ火災保険に加入している人は、新たな火災保険に加入することをオススメします。
火災保険は解約しても残りの期間のお金はほぼ戻ってきますし!
それでは詳しく私のミスを解説します。
最大の失敗とやってしまった理由

まず「ミニケア賃貸保険」の一番の問題を紹介します。
それはこの火災保険は、「破損・汚損」または「不測かつ突発的な事故」に対応していないところです。
これに対応していないと、生活する上で最も起きてしまう可能性がある壁の傷や床の凹み、窓ガラスの割れなどが全て自費になります。
程度が軽くて生活には問題がなくても、これらは全て部屋を退去する時に請求されてしまいます。
もし火災保険で「破損・汚損」に対応していれば、問題があった時にすぐ連絡していれば自己負担なし、もしくは免責金額のみ(1〜5万円ぐらいが多い)で保険金が下ります。
これは正直デカかったです。
私は独身で子供等もいないので、『壁に落書きも傷もできるわけないし、床の凹みも気をつけていれば大丈夫だろ』と安直に考えていました。
「破損・汚損」補償なしの「ミニケア賃貸保険」は年間3,610円〜と格安ですし。
反対に補償ありでも私がオススメする火災保険の楽天損保「リビングアシスト しっかり補償プラン」や損保ジャパン日本興亜「THE 家財の保険ベーシックI型」は年間8,000〜1万円と少しお高くなってしまいます。
この価格差が決定打となって私は「ミニケア賃貸保険」を選んだのですが、
意外と床は簡単に傷つきます!!
私の場合、机からノートパソコンが滑り落ちてフローリングが一部欠け、ベッドから携帯が落ちて床の一点が凹む。
ポケットから物を取り出そうとすれば一緒にしまってあった鍵が落ちて尖っている部分が床に当たる等、誰にでも起こり得ることでいっぱい傷や凹みがたった1年半で出来てしまいました。
それをたかが年間数千円安い火災保険料をケチったために、退去時は敷金からゴッソリ持っていかれるなんて、めちゃめちゃもったいない話ですよ!
要注意な属性とオススメの対策

まず「破損・汚損」または「不測かつ突発的な事故」に対応する火災保険は必須です。
特に新築や築浅物件に住んでいる人や数年で引っ越す可能性が高い人。
新築や築浅物件もしくは借りる期間が短い人は、経年劣化や通常損耗の適用範囲が非常に狭くなってしまうので、少しでも傷や凹みなどが出てしまえば退去時に請求されやすいです。
あとは少しでも退去費用を抑えたい人は、やはり先ほど紹介したような「破損・汚損」に対応する火災保険が望ましいです。
楽天損保「リビングアシスト』についてはネットからの申し込みが終了していますので、最寄りの代理店からしか申し込みできない状態になっています。
こちらから最寄りの代理店を検索できます。

損保ジャパン日本興亜「THE 家財の保険ベーシックI型」についてはこちらから補償内容の確認と申し込みも可能です。

どちらもチューリッヒの「ミニケア賃貸保険」よりお高いですが、傷がついてしまっても保険で直せます。
しかも火災保険は何回使っても保険料が上がることがないので、自動車保険のように来年の保険料アップを心配する必要はありません。
このようにうまく火災保険を利用して退去費用を抑えることで、結果的に保険料以上にお得にすることもできると思います。
また意外と知られていませんが、火災保険は解約して乗り変えた場合でも、ほとんどの場合は残りの期間の分が解約返戻金として返ってきます。
なので賃貸契約時に仲介業者紹介の火災保険を契約してしまった場合でも安心して乗り換えができます。
管理会社に事前の連絡と必要な補償内容は聞かないといけませんけどね!
まとめ

火災保険はなにも部屋を火災で燃やしてしまった場合や水漏れさせてしまった場合だけのものではなく、かなり実用的な保険です。
また仲介業者紹介の火災保険以外は補償金額の割に保険料も手頃なので、ぼったくり保険が多い日本では稀有な存在かもしれません。
また今回は話しませんでしたが、多くの火災保険には多額な個人賠償責任や安心の生活再建サポート費用、法律相談費用なども含まれているため、困った時はかなり役に立つ存在でもあります。
なので何かあった時は積極的に利用して、自分の身とお金を守りましょう♪
今回は以上です。
have a pandaful day
コメント