ども!
節約投資家のぱんだマンです。
前々回、「VISA LINE Payクレジットカード」に代わる高還元クレカをいくつか紹介しました。

どれも5月1日から1%還元になるVISA LINE Payクレカより良いカードだと断言できますが、皆さんの中には新たなカードを新規発行する手間や面倒くささから『このままVISA LINE Payクレカを使い続けるのはダメなの?』と思う方もいると思います。
そこで今回は、現在まだメインカードとして使っている私なりの意見を紹介しようと思います。
結論から先に言うと、私は5月以降は使い続けることを推奨しない立場です。
上記で紹介したクレカ、もしくは同じ1%還元でも「楽天カード」や「PayPayカード」、「au PAYカード」の方がいいと思います。
その理由は以下の3つ。
- 支払い1回ごとの額に対してLINEポイントが付与されること
- ポイント付与対象外が多すぎる
- コード決済のLINE Payでポイント2重取りができない
詳しく解説します。
支払い1回ごとの額に対してLINEポイントが付与されること

これは正直『細かすぎ!』と思われそうですが、Visa LINE Payクレカは月間の支払い総額ではなく、1回ごとの支払額にLINEポイントが還元されて、端数は切り捨てられます。
つまり今までは2%還元だったので金額の下2桁「49円」以下が切り捨てになっていましたが、1%還元になれば「99円」以下が切り捨てになります。
これ意外と痛いですよ….
特にメインカードとして使う場合、カードの利用頻度は比較的多いですから切り捨てられるポイントはチリツモで多くなります。
それなら同じ還元率1%でも、楽天カードなどの月間利用額に対し1%のポイントが付与されるカードの方が切り捨てされる金額が少ないのでお得です。
ポイント付与対象外が多すぎる

Visa LINE Payクレカは、他のクレジットカードよりポイント付与対象外が多いと個人的には思います。
特に、「Kyash」や「モバイルSuica」、「トヨタウォレット」、「ふるさと納税」の支払いが対象外なのは痛すぎますね。
これなら先日紹介したエポスゴールドやリクルートカード、または有名どころの1%カードと組み合わせた方が実質的なポイント還元率は上回る可能性があります。
例えば、
- エポスゴールド→MIXI M→モバイルSuicaで最大2.5%還元
- リクルートカード→Kyash→トヨタウォレットで2.4%還元
少々面倒ですが、それでもこれだけ還元率を上げることができます。
ちなみに他にも付与対象外は色々ありますが、多すぎるので以下をご覧ください。
私はあまり物覚えが良くないので、これだけ付与対象外があるとまず覚えきれません。
なので誤って付与対象外の買い物をしてしまうぐらいなら、『ポイント還元の差もないし、最初から使わない方がいいかな』って思います。
コード決済のLINE Payでポイント2重取りができない

これも個人的には結構気になるポイントです。
Visa LINE Payクレカには、同じLINE社が提供する「LINE Pay」というコード決済アプリがあり、これとクレカを紐付けることで「チャージ&ペイ」が利用できます。
チャージ&ペイで支払えば事前のチャージが不要になるので便利なんですが、いかんせん還元率は0.5%固定です。
Visa LINE Payクレカからチャージしているのも関わらず、0.5%還元です。
これならdocomoが提供する「d払い」に、Visa LINE Payクレカを紐付けた方が2.5%還元で5倍も違います(2022年5月まで)
2022年6月からは、d払いに他社クレカの紐付けは0%還元になりますが、それでもVisa LINE Payクレカの還元はフルでもらえるので1%還元です。
つまりあえて低い還元率の「LINE Pay」使う必要がありません。
「d払い」以外も、ライバルの「au Pay」は他社カードでも+0.5%還元ですし、「楽天Pay」、「PayPay」、「ファミペイ」は自社クレカ+コード支払いで還元率1.5%以上の中、これはさすがに厳しいと言わざるおえません。
電子マネーやコード決済などのキャッシュレス決済と組み合わせるのがクレカの還元率を最大限に上げる1番の方法ですから、これが渋いVisa LINE Payクレカは厳しいと思います。
ただし、まだVISA LINE Payクレカは解約するな

ここまで散々Visa LINE Payクレカのダメ出しをしましたが、個人的にまだ解約するつもりはありません。
一つ目の理由は、年会費の撤廃です。
そもそもVisa LINE Payクレカは、1,375円の年会費がありました(前年に1回でもショッピング利用していれば年会費無料)
これが利用の有無に関わらず、永年無料になります。
2つ目の理由は、お得なキャンペーンです。
Visa LINE Payクレカを発行する三井住友カードは、度々お得なキャンペーンを実施しています。
そのキャンペーンの中にはVisa LINE Payクレカ保有者でも参加できるキャンペーンも多く、私も過去いくつも美味しい思いをしてきました。
例えば、


上記キャンペーンはすでに終了してしまっていますが、今後も同様のキャンペーンが開催される可能性は十分にあるので、このまま保有していてもいいと思います。
まとめ

そんなわけで、個人的にはVisa LINE Payクレカの継続利用は推奨しません。
他のクレカの方が総合的に勝ります。
ただし、今後のリリース次第では化ける可能性もあるので、『無駄なカードは持ちたくない』『他のカードのために利用枠を圧迫したくない』という方以外は、しばらく様子見で保管していてもいいと思います。
そのための年会費条件は緩和されましたしね。
今現在貯まっているLINEポイントについては、手数料無料で現金化(LINE証券経由)ができるようになったので、こちらが改悪されないうちにやってしまいましょう!
今回は以上です!
have a pandaful day
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