電力切り替え、基本料金無料のプランと基本料金+電力量料金のプランはどっちがよりお得になるのか検証してみた

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節約

ども!
節約投資家のぱんだマンです。


先日一人暮らしのための”20A以下で契約できる景安の電力会社”を検証しました。

東京電力管内で契約アンペア数20A以下で従量電灯Bの一人暮らしは、電力会社を変えるべき?
一人暮らしで電気をそんなに使わない家庭は電力切り替えするべき?検証してみた!これを見れば最安の電力会社が見つかる。


そこでは現在、東京電力で20A以下の契約している場合、確実に安くすることができる4つの電力会社を紹介しました。

そして、節約額は低いが、電力会社を切り替えた方がお得という結論に至りました。


しかし、その検証では基本料金があるプランの会社を使用し、かつ使用する電力量を第一段階限度の月120kWhと固定しました。

これは各家庭で使用電力量にバラツキがあるのと、東京電力と料金体系が異なるプランは比較が難しいと判断したからです。


今回はその続編ということで、前回の基本料金+電力量料金(使用電力量料金)が一番安かった会社と基本料金が無料の会社を比較して、どっちがお得なのかを決めたいと思います。

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前提条件


10Aと15A、20Aで基本料金+電力量料金がトップクラスに安い会社はCDエナジーダイレクト(ベーシックでんきBプラン)なので、このプランと基本料金無料のプランを比べてみようと思います。


ベーシックでんきBプランの料金

10Aの場合・・・基本料金267.66円+1kWhあたり19.78円 *120kWhまで
15Aの場合・・・基本料金401.49円+1kWhあたり19.78円 *120kWhまで

20Aの場合・・・基本料金535.32円+1kWhあたり19.78円 *120kWhまで 

*120kWhを超えた場合は300kWhまで1kWhあたり25.47円、301kWh以上は1kWhあたり26.38円。

ちなみに全く電気をお使いにならない場合の基本料金は半額となります。

検証結果・・一定額までは基本料金無料のプランが安いが、それ以上はCDエナジーの方が安い


比較する基本料金無料の会社は以下の7社です。

  • ピタでん
  • あしたでんき
  • AIでんき
  • 0円でんき
  • Looopでんき
  • 親指でんき
  • 楽天でんき


上記から順に電力量料金が安い順になっていますので、上の会社ほどお得です。

あとはあなたの家の使用電力量を見て、基本料はかかるけど電力量料金の安い会社にするのか、基本料金無料の会社にするのかを比較してみてください。



ですが多くの人はCDエナジーダイレクトの方が安いと思いますよ。

一番安いピタでんでも、CDエナジーダイレクトより安くするにはかなりの節電意識が必要です。

なのでそこまで難しく考えたくない人は、CDエナジーダイレクトのような基本料はかかるけど、電力量料金の安い会社にした方が結果的に安くなると思います。


なお、『CDエナジーダイレクトは301kWhを超えると、1kWhあたりの料金が一番安い会社であるピタでんなら超えるから、いずれ安くなる』とお考えの方もいる方と思いますが、そのためには1027kWhを使用する必要があります。

これは金額で言うと2万6404円ですので、大半の方はこの金額を超えることはないと思います。

ですので多くの人はCDエナジーダイレクトの方が安いです。


CDエナジーダイレクトのHPはこちら↓
https://www.cdedirect.co.jp/personal/denki/plan.html
追記:2022年6月現在、以下の会社新規の申し込みを一時停止しています。

  • ピタでん
  • あしたでんき
  • Looopでんき
  • 親指でんき

ピタでん

ピタでんは、新電力大手のF-Powerが提供している電力サービスで、圧倒的な安さが特徴です。

ピタでんの1kWhあたりの料金は25.71円

今回の検証で一番安いですが、一つデメリットがあります。


ピタでんは契約期間は1年の自動更新で、その契約中に解約した場合は違約金が2,000円かかってしまいます。

なので、引越し予定のある方などは注意しましょう。


CDエナジーダイレクトと比較して、料金が逆転するのは使用電力量が幾つになった時でしょうか。

10Aの場合・・・45kWhまでならピタでんがお得。それ以上はCDエナジーダイレクトがお得です。
15Aの場合・・・67kWhまでならピタでんがお得。それ以上はCDエナジーダイレクトがお得です。
20Aの場合・・・90kWhまでならピタでんがお得。それ以上はCDエナジーダイレクトがお得です。

https://pitaden.jp/
追記:2022年6月現在、新規の申し込みを一時停止しています。

あしたでんき

あしたでんきは東京電力ホールディングスの子会社が提供している電力サービスで、他所の会社に取られるくらいなら自社の子会社で取るわ!といった感じですかね。

1kWhあたりの料金も26円と格安です。

1年以内に解約しても解約料などは掛からないので、そこも安心ですね。

10Aの場合・・・43kWhまでならあしたでんきがお得。それ以上はCDエナジーダイレクトがお得です。
15Aの場合・・・64kWhまでならあしたでんきがお得。それ以上はCDエナジーダイレクトがお得です。
20Aの場合・・・86kWhまでならあしたでんきがお得。それ以上はCDエナジーダイレクトがお得です。

https://ashita-denki.jp/information/news/20220427

追記:2022年6月末でサービス終了

AIでんき

AIでんきはネット広告の代理店として知られるオプティマイザー社の関連企業が提供している電力サービスです。

AIでんきの1kWhあたりの料金は26.3円です。

一つこちらにもデメリットがありまして、最低料金が231円と設定されています。


ですので9kWhは使用しないと、使用していないにもかかわらず、231円を支払わないといけません。

それ以上使えば損することはありませんので、ご安心ください。

解約料も掛からないので、そこも安心ですね。

10Aの場合・・・41kWhまでならAIでんきがお得。それ以上はCDエナジーダイレクトがお得です。
15Aの場合・・・61kWhまでならAIでんきがお得。それ以上はCDエナジーダイレクトがお得です。
20Aの場合・・・82kWhまでならAIでんきがお得。それ以上はCDエナジーダイレクトがお得です。

https://poweroptimizer.co.jp/aitop/

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0円でんき

0円でんきは北海道を中心にガソリンスタンドやスポーツジムのフランチャイズなどを営むオカモトが提供している電力サービスです。

1kWhあたりの料金は26.3円とAIでんきと同じです。

ですがこちらは最低料金も解約料も掛かりませんので、より良いと思います。


10Aの場合・・・41kWhまでなら0円でんきがお得。それ以上はCDエナジーダイレクトがお得です。
15Aの場合・・・61kWhまでなら0円でんきがお得。それ以上はCDエナジーダイレクトがお得です。
20Aの場合・・・82kWhまでなら0円でんきがお得。それ以上はCDエナジーダイレクトがお得です。

今なら、3000円分のギフト券がもらえる0円でんき

追記:2022年6月、一部プランの料金が値上げされました。
詳しくはHPをご覧ください

Looopでんき

Looopでんきは設立は2011年と若い会社ですが、「基本料金0円」という分かりやすい料金プランを武器に、新規参入組としては異例の20万件の契約を獲得していて、とても人気・知名度のある会社です。

1kWhあたりの料金は26.4円です。

こちらも最低料金、解約料ともに掛かりません


10Aの場合・・・40kWhまでならLooopでんきがお得。それ以上はCDエナジーダイレクトがお得です。
15Aの場合・・・60kWhまでならLooopでんきがお得。それ以上はCDエナジーダイレクトがお得です。
20Aの場合・・・80kWhまでならLooopでんきがお得。それ以上はCDエナジーダイレクトがお得です。

https://looop-denki.com/low-v/
追記:2022年6月現在、新規の申し込みを一時停止しています。

親指でんき

親指でんきは中小企業に向けて省エネのコンサルティングをしている株式会社ユビニティーが提供する電力サービスです。

1kWhあたりの料金はLooopでんきと同じ26.4円です。

こちらも最低料金、解約料ともに掛かりません


一つメリットがあるとすれば、今までの会社は決済方法がクレジットカードのみでしたが、親指でんきはカードも口座引き落としも可能です。

ですので、カード払いに抵抗のある方は、こちらがお勧めです。


10Aの場合・・・40kWhまでなら親指でんきがお得。それ以上はCDエナジーダイレクトがお得です。
15Aの場合・・・60kWhまでなら親指でんきがお得。それ以上はCDエナジーダイレクトがお得です。
20Aの場合・・・80kWhまでなら親指でんきがお得。それ以上はCDエナジーダイレクトがお得です。

https://oya-ub.com/
追記:2022年6月現在、新規の申し込みを一時停止しています。

楽天でんき

楽天でんきはあの楽天が提供する電力サービスです。

SPUが+0.5倍になるので、楽天経済圏でポイントをザクザク貯めている方にはオススメですね。

1kWhあたりの料金は26.5円と少し高いものの、SPUで十分取り戻せる金額です。

またこちらも最低料金、解約料ともに掛かりません


10Aの場合・・・39kWhまでなら楽天でんきがお得。それ以上はCDエナジーダイレクトがお得です。
15Aの場合・・・59kWhまでなら楽天でんきがお得。それ以上はCDエナジーダイレクトがお得です。
20Aの場合・・・79kWhまでなら楽天でんきがお得。それ以上はCDエナジーダイレクトがお得です。

追記:2022年6月から値上げされ、上記料金ではなくなっています。
詳しくはこちら

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まとめ

いかかだったでしょうか。

きっと多くの方は基本料金無料と聞くとすごくお得なイメージを抱くと思いますが、実際はそこまで大きな差はないということが分かりました。


しかし節電意識が強い方、1円でも節約したい方でしたら、基本料金無料の会社への電力切り替えはお得です。

そこまで細かいことは気にしたくないと言う方は、CDエナジーダイレクトのような基本料有料でも激安な電気量料金の会社にした方がいいと思います。


では今日はここまでにします。
また次回!

have a pandaful day

節約
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コメント

  1. がおーちゃん より:

    初めまして。
    現在あしたでんきは、新規受け付け終了し供給停止する予定です。最新の情報を掲載していただければ、アップデートできるかと思います。

    最新のサイト:https://selectra.jp/energy/news/switching/ashitadenki

    宜しくお願い致します。

    • ぱんだマン より:

      初めまして。
      情報提供ありがとうございます。知らなかったので助かりました!!
      追記いたしました。

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